破邪ムゲンダイナハッサム【S15/最終2120(19位)】
剣盾S15シングルで使用した構築を紹介します。
【使用構築】
【構築経緯】
①アタッカームゲンダイナからスタート
伝説の中で最も好きなムゲンダイナから構築をスタートしました。ムゲンダイナは有利対面をダイマックスで誤魔化されないことが強みだと思い、対面操作から圧力を掛け相手のサイクル崩壊を狙っていくことをコンセプトに決定しました。ルール上伝説枠を動きやすくすることが重要だと感じたので、拘らないアタッカー型で採用し、不足する火力を取り巻きの削りで補うことを意識しました。
②対面操作役としてハッサムを採用
アタッカームゲンダイナを使う上で、一致技を無効にし使用率の高いザシアンの存在がネックでした。そのためザシアンに後投げから対面操作ができ、ムゲンダイナとの相性補完も良いハッサムを採用しました。ザシアンには蜻蛉返りのダメージが出ないので負担を掛けられるようにゴツゴツメットを持たせ、後投げしていくだけでムゲンダイナの圏内まで削れるようにしました。
③通しエースとして霊獣ランドロスを採用
削ったザシアンをムゲンダイナで処理する動きはこちらの被害も大きいので、上から縛れるポケモンが欲しいと思いました。そのため、他の伝説への動きやすさやムゲンダイナ、ハッサムとの相性補完を踏まえてスカーフ霊獣ランドロスを採用しました。特にここまでで浮きがちなダイマックス権を用いて、ダイジェットによりサイクル崩壊後の通しエースにもなれる点を強く評価しました。
④クッション役としてバンギラスを採用
ここまでで相手の高火力のダイジェットを簡単に通されてしまうので対策が必要です。そのため、対イベルタル、サンダー性能が高く、ムゲンダイナで不利なエスパー受けにもなれる点を意識しバンギラスを採用しました。多くの相手がS上昇さえ抑えられればムゲンダイナで縛りやすいため、岩石封じに加えダイアタックを採用し、役割対象以外や削れた場合でも最低限加速は止められるような構成にしました。
⑤⑥補完として水ロトム・ヒードランを採用
残りの枠はここまでで厳しい伝説の対策と受け構築の崩しができるポケモンを採用することにしました。日食ネクロズマ、カイオーガを意識して水ロトム、ゼルネアスを意識してヒードランをそれぞれ崩しが見込める型で採用し、構築を決定しました。
【ポケモン紹介】
①ムゲンダイナ
②ハッサム
③霊獣ランドロス
⑤水ロトム
【選出】
・ムゲンダイナ+霊獣ランドロス + クッション + + ( or )
軸となる選出。サイクルで削りを入れながら、ムゲンダイナの有利対面を狙い、火力で圧を掛け最終的にランドロスの通しを狙います。
・崩し + +
受け構築に対する選出。ヒードランのマグマストームでキャッチした相手を崩し、崩せた相手に応じて水ロトムかムゲンダイナの通し、あるいはTODを狙います。この3体を明確に受けられる選出は諦めました。
実際の対戦では相手の伝説枠に応じて強制選出枠が決まり、取り巻きを見て選出を決めることが多かったです。以下がムゲンダイナ以外が強制される伝説です。
・ザシアン → 霊獣ランドロス
・白バドレックス → ハッサム
・黒バドレックス → バンギラス
・日食ネクロズマ → 水ロトム + 霊獣ランドロス
・イベルタル → バンギラス
・ゼルネアス → ヒードラン
【結果】
最終2120 19位
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