流星剣ウオハッサム【S8/最高2101・最終2077(128位)】
剣盾S8シングルで使用した構築を紹介します。
【使用構築】
【構築経緯】
①クッション型のハッサムからスタート
好んで使っていたハッサムがDLCで解禁されたためハッサムから構築をスタートしました。8世代の仕様、環境からクッション型が強力だと感じたため、蜻蛉返り+高火力による圧力を構築の軸に決定しました。
②アタッカー要員としてウオノラゴンを採用
ハッサムがクッションとして動きやすい相手がミミッキュとゴリランダーだったので、それらを呼びやすく、またハッサムの天敵の炎に大きく圧力を掛けられるウオノラゴンを採用しました。炎タイプ筆頭がエースバーンなので拘りスカーフでの採用です。
③攻めの補完でヒートロトムを採用
ウオノラゴンを軸に添えると、鉄壁持ちや高耐久水タイプが重くなるのでそれらに打点の持てるヒートロトムを採用しました。対面操作からのアタッカー性能に期待し拘り眼鏡での採用です。
④受け要員兼切り返し役としてポリゴン2を採用
ここまででドラパルトとギャラドスが一貫しているのでそれらを意識しHBベースのポリゴン2を採用しました。スカーフがウオノラゴンに渡っている都合Sを上げる積み技に弱くなっているので、トリックルームによる切り返し役も担います。
⑤第2のアタッカーとしてドラパルトを採用
ウオノラゴンを通しにくいパーティに対して出していける別のアタッカーが欲しいと感じました。ラプラスの壁を無視できること、化石ドラゴンが重いことを踏まえてすり抜けのドラパルトを採用しました。
⑥崩し枠としてマリルリを採用
タイプ受けにはドラパルト、緩い数値受けにはウオノラゴンが刺さりますが、タイプ+数値で受けてくる硬い受けサイクルが崩せません。よって崩し枠が必要であり、ここまででウーラオスが重いことを踏まえてマリルリを採用し、構築を決定しました。
【ポケモン紹介】
ダイマックスポケモン:DM○○、ダイマックス技:D○○で表記
①ハッサム
②ウオノラゴン
⑤ドラパルト
⑥マリルリ
【選出】
・アタッカー+クッション +
構築の基本になる選出です。アタッカーの有利対面から圧力を掛けていき、不利対面はクッションに引いて蜻蛉やボルチェンによる対面操作を狙います。特にハッサムは起点になりやすく切り返しづらい構築なので、役割対象であっても安易に突破せず蜻蛉を絡めて後発で処理、アタッカーを常に場に残すことを意識しました。
・攻めサイクル
全てのポケモンが耐性や数値で受出ししやすいので最低限のサイクル選出が可能です。耐久は浅めで有限なので高火力で圧力を掛けることが重要になります。
・トリックルーム +
トリックルームから低速アタッカーで攻める選出です。メインの勝ち筋としてはパワーが低めなので、詰め筋や切り返しとして選出します。ウオノラゴンはダイマックス時にはトリルエース性能があるので高速エースと兼ねられて便利です。
・崩し + (+ )
硬い受け構築に対する選出です。マリルリの太鼓で物理受けを崩すことになるので、その後ウオノラゴンを通す、特殊アタッカーで特殊受けを誘って起点にしマリルリで全抜きするなどを狙います。またポリゴン2を選出できれば、潰し枠への対応がしやすくなり、TODも狙えるため安定感が増します。
【反省点】
・水ロトム、ドラパルトが重い
水ロトムは全ての型、ドラパルトは控えめ珠が重く、単体で重いメジャーポケモンが居たことは大きな反省点です。
・選出択が多い
行動保証持ちが少なく、受け出しも最低限しかできないので、ウオノラゴン、ドラパルトの通りが悪い場合に顕著に選出択が発生しました。メジャーな並びにも選出択になることが多く構築の最大の欠点だと感じました。
・特定の型を切っている
ダイロックトゲキッスや霧ドヒドイデ、貯水ヌオーには何もできずに負けることが多くありました。
【結果】
最高2101 / 最終2077 128位