Prologue_サダドリ【S1/最終2207(107位)】
剣盾S1シングルで使用した構築を紹介します。
【使用構築】
【構築経緯】
新世代最初のシーズンで不透明な部分が多いことから相手に対応する戦術は難しいと考え勝ち筋を通す構築の使用を決定しました。
①砂エースのドリュウズからスタート
強力な通しエースとして砂かきドリュウズから構築をスタートしました。ドリュウズはダイマックス技と相性が良くエースとして高い性能を持ちます。加えて相手の採用技が未知のものが多く上から行動できる軸にしたいと思いエースに決定しました。
②砂始動要員にサダイジャを採用
砂始動要員にはサダイジャを採用しました。数値や習得技の面では他の「すなおこし」のポケモンも優秀ですが、ダイマックス(水/炎/氷)技を受けても天候を維持できる「すなはき」の性能を評価しました。
ドリュウズは無傷の状態でダイマックスし耐久を上げながら殴っていく動きが強力で2度以上の展開を狙う必要はないと感じたため持ち物は気合いの襷に決定。サダイジャは襷ステルスロック要員として高い性能があるため取り巻きは積みリレーの動きができるように纏めました。
③積みエースとしてオノノクスを採用
ドリュウズを通す障害となり使用率も高いポケモンが水ロトムとアーマーガアでした。そのうち特に水ロトムを意識してオノノクスを採用しました。
④積みエースとしてアーマーガアを採用
同じく障害となるアーマーガアを意識して挑発アーマーガアを採用しました。ここまでで対処が難しい受け構築の崩しも担います。
⑤先発要員としてドラパルトを採用
サダイジャを先発選出すると多くの場合で数的不利を被ります。それを積みで覆すのが難しい場合の第二の先発要員として単体性能も高めでサポートもできる鬼火ドラパルトを採用しました。
単純な先発要員としてだけでなく後発からサポートやドラパルト自身の通しを狙う動きもでき選出・立ち回り幅が広がります。
⑥補完としてニンフィアを採用
ここまでで水ロトムとアーマーガアを両立しているパーティやサザンドラが重いのでそれらと戦える瞑想ニンフィアを採用し構築を決定しました。
【ポケモン紹介】
②サダイジャ
④アーマーガア
⑤ドラパルト
【選出】
・積みリレー ( ) + ( )から2体
先発要員 + 最も通りの良いエース① + エース①の起点を誘えるエース②の王道積みリレー選出。最も単純かつ強力なので通るならこれでいきます。
・サポート重視 +
先発サダイジャ後発ドラパルトが主でエースを添える形。蛇睨み、鬼火と祟り目、身代わりを絡めて相手のストッパーへの崩しを狙いながら起点を作る選出で最も柔軟に立ち回れます。全てのエースにストッパーが居る場合に多くした選出。
・ステロ欠伸 +
ステロ + 欠伸ループからエースを通す選出。ニンフィアが短命な型なのでニンフィア自身の通りも良い場合にした選出。
・状態異常+詰め ( ) + ( )
天敵に麻痺や火傷を刺してビルドや瞑想での詰めを意識した選出。
上記選出は一部重複するので状況に応じてプランを変えます。
【反省点】
・タイプ:ヌル + アイアントの並びが重い
流行っていることを知りませんでした。最終日に上位帯で多くマッチングし勝ちきれなかった最大の原因です。
・アーマーガアミラーに依存しすぎた
当初から陽気を使用していたものの中盤~終盤にかけて上を取られるケースが増えました。急遽こちらも最速にしましたが根本的な解決になっていません。またこちらのダイマックスに対し鉄壁持ちを後投げされるとドラパルト引きしかできず選出・立ち回りが窮屈になりました。
他にもありますが大きくはこの2つ。このあたりを改善しS2でも同系統の構築を使用したいと思っていますのでアドバイスなどあればとても嬉しいです。またS2はキョダイマックスサダイジャの解禁により純粋強化されるので楽しみです。
【結果】
最終107位
最終的な勝敗数が見れなかったので参考に同構築使用サブデータでの戦績です(12/31)。